<地底の巨人国> 1

 

 

〜前書〜

(読まなくても、別に支障ないですが)

 

そのまま本編行く方は、こちら→

 

 

 

この話は、管理人が小学生の頃の教科書に載っていた物語を、幽白版にアレンジしたものです。

どんな話かというと、子供向けなんで、実に分かりやすいものです。

 

簡単に言えば、地底国というところがあって、そこでもぐらの姉弟が巨人に虐められて、姉もぐらが動けなくなって(って、しっぽが挟まっただけだけど…)

そこへ、巨人国へ迷い込んだ子供四人が通りかかって、姉もぐらを助ける。

そうすると、お礼に母もぐらから三つだけ願いを叶えてくれる魔法の玉をもらう。

で、巨人2人の邪魔をかいくぐりながら、火の川を目指して、その先にある元の世界へ通じる鏡のところへ行く。

 

……という感じでした。

でも、教科書に載ってるのは、実は途中までで、残りのストーリーは生徒が考え、劇にするという仕組み。

何人かのグループに分かれて、それぞれ発表……かなり、恥ずかしかったですが…。

今はこういうの、あるんでしょうかね?

教科書はとっくに変わってるでしょうが(何せ十○年も前の話だから…)

 

 

役割分担は、男の子2人(まさお・ゆたか)・女の子2人(かずこ・よしこ)・姉もぐら・弟もぐら・母もぐら・まねさせ巨人・なぞなぞ巨人・火の川を表す人…ってところでした。

うちのグループは、全部で11人。

内、女子はたった4人……元々、女子が少ない学校だったんですが。

 

人数からいえば、女の子2人と姉もぐら・母もぐらで、全員あてがわれるはめになるんですが……。

私はどれもやりませんでした。

ちなみに、私より2年前にやった姉は、よしこ役だったらしいです。

 

で、母と姉が決まって時点で、主役の女の子のどちらかやれとは言われたのですが、断固拒否。

絶対に嫌だと言い張りました……。

台詞も多い上に、ラストまでずっと登場するような役、絶対に嫌だと。

それも片方は泣き虫だし、片方は巨人に負けることが決定されてたし……とにかく拒否しまくりました。

仕切ってた子が、クラス全体でもかなり怖い子だったんですが、しかし折れませんでした。

(元々、もぐらのどっちかって言ってたの、その子に却下されたのも、引きずってたんですけどね…)

協調性ないと言われようが、何と言われようが、とにかく嫌だったんです……。

 

結局、女の子の片方、男子がやりました(爆)

どっちだったか忘れましたけど……。

ま、本人楽しんでました。

おもちゃだけど、カツラ持参してたし…(元々、オカマっぽい男子だったんで…)

 

で、何の役やったのかといえば、台詞一言の火の川の役……(おいおい)

しかしそれが何より、ホッとしてましたけどね(爆)

 

 

もうすぐ本編になりますが、子供4人は全員男です。

別に誰も女装も女性化もしてません。

誰かは言う必要ないでしょうが。

他の人たちも性別滅茶苦茶ですが、ご了承下さい。

 

なお、劇にするための物語だったので、描写はほとんどなく、会話が主です。

いちおう誰の台詞か分かるように、名前はふってあります。

 

 

ではでは、幽白パラレル小説へ、どうぞ!

 

 

*注:まずあり得ないとは思いますが、この劇しようとしている小学生の方々、絶対真似しないように!(人格疑われますから…)*