<熱唱!カラオケバトル!!> 5

 

 

小「さあっ、それでは歌っていただきましょう!最終戦トップは桑原選手です!歌うはこの曲、『ロケット花火のLOVE SONG』!!」

 

桑「よっしゃあ!これを待ってたんだよなあ。ゆっきっなさ〜んっ!!一緒にデュエットしましょう!!」
雪「えっ、でも・・・」

 

幽「おいコエンマ、あんなのありかよ!?」
コ「う〜む・・・ルール上問題なし!まあよかろう。」

桑「決まりだな!ささ、雪菜さんこちらへv」
雪「はい、和真さん。頑張りましょう。」
桑「くぅ〜〜!俺のために雪菜さんっ!生きてて良かった!!」

飛「バカが。」
蔵「はは、まあまあ。」

 

 

小「それでは、ミュージックスタート♪」(ウインク)

 

 

チャラララ〜♪(前奏)

 

桑「♪俺にもわからないス あなたの事思うと・・・」
雪「♪頑張って下さい やせ我慢はだめよ・・・」

 

 

(歌省略 終了)

 

 

(審査員席)

コ「ふ〜む・・・今までの桑原では一番良かったな!」
ぼ「雪菜ちゃ〜ん!良かったよ〜!!」

雪「あ、ぼたんさん、ありがとうございます。」

 

小「さて、得点の方は!?」

コ「19点」
ぼ「19点」
ジ「20点」(←相変わらず・笑)
幻「18点」
静「18点」

 

小「おっとー!これは高得点!!94点です!!そして自己最高得点ですね!これで桑原選手の合計点は167点! ・・・・ですがこれで最下位は決定かと・・・」

桑「へっ、点数なんかへのへのもへじよ!大事なのは愛の大きさだ・・・(キラン) でっすよね〜っ!雪菜さんっvv(デレ〜)」
雪「そうですね。(ニコ)」
雪(和真さんの仰る事、いつも難しくてよく分からないけど・・・)

 

哀れ、桑原和真・・・・

 

 

 

幽「ま、優勝は俺で決まりだけどな!」
飛「そんな事、まだ分からんぞ。」(←負けず嫌い)
蔵「ええ、勝負はこれからですよ。」

 

 

小「さて、続いての曲は『黄昏に背を向けて』。飛影選手です!ステージへどうぞっ!」

(↑始めに余計な事を言って怖い目にあったので、若干控えめな解説になってしまった小兎さん)

 

幽「なあ、なんで飛影は持ち歌ばっか歌ってんだよ?」
飛「お前には関係ない。」
蔵「自分の持ち歌しか知らないからですよ。」
幽「あ〜、なるほどな〜!」
飛「・・・・・・・・(怒)」

 

 

小「それでは飛影選手です。どうぞ!」

 

(飛影歌、省略)

 

 

小「はぁい、ありがとうございました!さて、得点の方は!?」

 

コ「19点」
ぼ「19点」
ジ「20点」
幻「19点」
静「20点」

 

小「おおっと!桑原選手を上回って97点を叩き出しました飛影選手!合計は283点!圧倒的です!!」

 

 

飛「幽助、これでも優勝は貴様か?(ニヤリ)」
幽「ぐっ・・・・・・け――っ!俺が97点以上出しゃいいだけの話だぜ!」
飛「お前にできるならな。」
蔵「ほら、幽助の番ですよ。」

 

(ちなみにその頃の桑原、雪菜と談笑中(本人にとってはアタック中)だった)

 

 

 

幽「おーーっし!じゃあ俺は・・・」
桑「おっ!オメーも雪村とデュエットすりゃーいーじゃねーか。(ニヤニヤ)」
幽「ばっ・・・んな事できっか!」(←ちょっと赤面)

小「さあ、歌って頂きましょう!歌うはこの曲、ポ○ノグラフティで『メリ○サ』!」

 

ぼ「あ!鋼の錬○術師(アニメ)の初代OP だね♪」
コ「何でそんなもん知っとるんだお前は。」
ぼ「えっ!あはは!いやですよ、たまたま人間界に遊びに行った時にチラッと・・・(笑)」
コ「何のこっちゃ?」

 

幽「おしっ!いくぜ!!」

 

(観客拍手、盛り上がり)

 

ぼ「何だかんだ言っても、幽助って霊界でも魔界でも人気者なんですよね。」
コ「ああ、アイツの馬鹿さ加減には何故かみんな惹かれているからな。」
ぼ(褒めてるのかけなしてるのかよくわかんないけど・・・)
幻「ふっ・・・」

 

 

幽「♪君の手で〜切り裂いて〜♪」

 

(幽助歌省略)

 

小「ありがとうございます。さて、会場内も最高に盛り上がりました浦飯選手の歌!得点はどのようになるのでしょうか!それでは審査員の皆さんどうぞ!」

 

コ「19点」
ぼ「19点」
ジ「20点」
幻「19点」
静「20点」

 

小「おっとぉ!これは飛影選手と全くの同点で97点!これで浦飯選手の合計点は284点です!飛影選手の合計を1点上回り現在1位となりました!」

 

 

幽「へっへー!どーでい!」
飛「チッ・・・」
蔵「なかなか良かったですよ。」
桑「それより蔵馬、次はオメーの番だぜ。」

幽「おっ、バシッと決めて来いよ!何たってトリなんだからな!」
蔵「はは、そうですね。」
幽「で、何歌うんだ?」
蔵「ああ、それは・・・」

 

幽「やっぱ最後はビシッとロック系で盛り上げねーとな!」
蔵「え?」

桑「な〜に大笑いほざいてやがる。最後はお涙ちょうだいのメモリアルバラードって決まってんだよ。」
蔵「あ、いや・・・」

幽「大笑いはテメーの方だろ!何がメモリアルだ!ロック無しでどう舞台が終わるってんだ!」
桑「ぬあにいぃ!お涙無くして晴れやかな舞台はしまらねえ!!」
蔵「ふ、2人とも落ち着いて・・・」

飛「チッ、貧困で軟弱な奴らだぜ・・・」
桑「ひっ、貧困だぁ!!?」
幽「じゃあオメーは最後に何がいいんだよ!!」
蔵「だ、だから・・・」

 

飛「男の最後はラップだ。」

 

 

桑「ラ・・・」
幽「ラップ・・・」

 

 

飛「どうだ、貴様らの様な軟弱な奴とは格が違う。」
幽「・・・何か、1本とられた感じがするぜ・・・」
桑「ああ・・・コイツ意外と音楽センスがあるかもしれねえ・・・」
幽「今回は俺の負けだ、飛影。」
飛「フン。」

 

蔵「・・・盛り上がってる所を悪いけど、」

3人「?」

 

 

蔵「歌うのは君たち3人じゃなくオレなんだが・・・」

 

3人「あ・・・」

 

 

 

蔵「・・・(呆)」
幽「たはは、ワリーワリー!すっかり忘れてたぜ。(笑)」
桑「で、オメーは何を歌うつもりだったんだ?」
蔵「適当にメドレーでもしようかと。最後だしね。」

幽「メドレーか。なるほどな〜!」
桑「俺もそーすりゃ良かったぜ。そしたら雪菜さんに愛の歌をもっと捧げれたのによぉ!」
幽「そりゃもういいっつーの。」
飛「めどれー?何だそれは。」
桑「おまっ・・・ラップは知ってんのにメドレーを知らねってのか!?」
飛「だから何だそれは・・・っ(怒)」

蔵「メドレーというのは、色々な歌の一部分をつなぎ合わせて、一つの曲にする事ですよ。」
飛「フン、だったら始めからそう言え。」
幽(いや、言わねーだろ普通。)←でも飛影が負けず嫌いだと知ってるので口には出さない
蔵「(苦笑)」

 

幽「(あっ、そーいえば蔵馬。)」←小声
蔵「(何です?)」
幽「(さっきから気になってたんだけどよ、飛影のヤツなんでラップなんか知ってたんだろ?)」
蔵「(ああ、それは以前彼がオレの家に来た時に、たまたまTVで見たんですよ。)」
幽「(・・・つまりその時に知ったのがラップで、歌のジャンルはそれしか知らねーって事か?)」
蔵「(そういう事。・笑)」

 

幽「・・・・ぶっ!くっくっくっくっく・・・」(←必死で笑いをこらえている)

 

 

飛「?何を笑っている。」
幽「い、いや別に・・・うくく・・・っ!」
飛「薄気味悪い野郎だ・・・」
桑「妙な飴玉でも拾い食いしたんじゃねーか?」