<熱唱!カラオケバトル!> 4

 

小「さあ、お待たせしました!
  次はこの人、いわずと知れたお騒がせ少年、浦飯選手です!
  では曲目と一言お願いします!」

幽「俺はとにかく楽しけりゃなんでもいーぜ!曲はそーだな・・・
   んじゃ、“さくら”!」

小「さくら・・・ああ森山良太郎さんですね。では歌っていただきましょう!
  浦飯選手で“さくら”です!」

 

(幽助歌、省略)

 

コ「ほお・・・」
ぼ「幽助もやるじゃないですか!」
コ「あいつがこうも成長するとは・・・
  まあ、これもワシの『音痴克服メトロノーム』のおかげだろうがなっ!!」

幻「やれやれ・・・」

 

(終了)

小「はぁい、ありがとうございました!さあっ、気になる得点は!?」

コ「19点」
ぼ「18点」
ジ「20点」
幻「18点」
静「18点」

小「おーっと、先ほどの飛影選手とほぼ互角!
  浦飯選手の点数を合計しますと93点!
  浦飯選手、1点リードです!」

 

幽「おっしゃあっ!どーでいっ!!」
飛「フン、たかが1点で、めでたい野郎だ・・・」
幽「けーーーっ!負けてるからってひがんでんじゃねーぞ!」
飛「誰がひがんでいると言った!」

蔵「まあまあ2人とも。」
幽「けっ!」
飛「ちっ」

桑「それより、次はオメーじゃねーのか蔵馬。」
蔵「ああ、そうですね。」

幽「で、オメーはなに歌うんだ?」
蔵「まだ決めてませんけど、まあ適当に・・・」
桑「じゃーあれ歌えよっ、あれ!」
蔵「あれ・・・?」

 

幽&桑「モー娘or松浦亜弥でノリノリダンス!!」

 

蔵「・・・・・・・・・・え」

 

幽「蔵馬なら絶対似合うって!!」
桑「俺一度でいいから蔵馬の本当に高ーい女声っての聞いてみたかったんだよなー!」
飛「・・・・?もーむすとは何のことだ?」
幽「こっちのアイドル歌手の事だよ!
  蔵馬がすればこの会場もかなり盛り上がって・・・・・・・・・」

蔵「他に・・・言う事は・・・?」

(蔵馬からかなりの殺気)

 

桑「あ、いや・・・じょ、冗談だよ!そう怒るなって。」
幽「そ、そうそう!ほんのおちゃめな冗談!!」

蔵「他には・・・?」

幽「あ、いや・・・」
桑「く、蔵馬・・・・」

幽「も、もとはといえば桑原が言い出したことだぜ!」
桑「テメー!オレに責任をくっつけやがるのか!!」
幽「本当のことだろーが!」
桑「やかましいっー!だいたいオメーにも原因はあるだろうがよ!」

幽&桑「ぎゃーぎゃーっ!」

 

 

蔵「・・・はあ・・・あ、飛影、そこのマイクとって下さい。」
飛「・・・・・」

(飛影、自分の近くにあったマイクを蔵馬に投げてやる。)

パシッ

蔵「どーも。」

(蔵馬、いまだケンカを続ける幽助達を無視して舞台に向かう。)

 

 

小「はーいっ、続いては、甘いマスクで数々の女性を泣かしてきたと噂される
  薔薇の貴公子、蔵馬選手です!では曲目と一言・・・」
蔵「・・・オレは女性を泣かせてないですよ。」
小「あ、失礼しました。では曲目の方を・・・・」

蔵「・・・・“HIKIGANEをひけ!”にしておきます。」

小「おっと、声優さんの曲ですね!では歌っていただきましょう!
  蔵馬選手で“HIKIGANEをひけ!”です!はりきってどうぞ!」

 

蔵『♪エンジンが 闇を引き裂く・・・・・・』

 

また審査員席

コ「ほお・・・流石は蔵馬だな・・・」
静「へえー上手いじゃないの。」
ぼ「蔵馬は何でもできるんですね〜。」
ジ「あっ、サビに入りますよ!!」

 

蔵『♪赤い月が笑う 俺を見透かすように・・・・・・・』

 

幽「蔵馬のヤツ、ノッてきたんじゃねーの?」
桑「あいつ、スマしたツラしてよー、あーゆーの
   結構好きなんじゃねーのか?」
飛「・・・・くだらん。」

 

(蔵馬、歌終了)

 

小「はい、思わず私も聞き惚れてしまう歌声でしたv
   さて、得点の方は!?次も新記録なるかー!?」

 

コ「19点」
ぼ「20点」
ジ「20点」
幻「18点」
静「19点」

 

小「おおーっと!コレは間違いなく最高点です!
  合計は96点!!これで第一回目は蔵馬選手が有利に進みました!
  ・・・・おや?そういえば先ほどからジョルジュさんは20点ばかり出していますが、
  何か意味があるのでしょうか?」

ジ「あっいえ、皆さんお上手ですからね〜わははははっ!!」
小「はあ、そうですか・・・」

ジ(だってあたしが点数下げたら皆に殴られそうで怖いんだもん・・・)

 

 

桑「よっしゃ!今度はまた戻って俺様だな!今度こそ雪菜さんに捧げるラブソングを・・・・」

 

ドコッ

(↑幽助の蹴りが桑原のリーゼントに炸裂)

 

 

幽「テメーは持ち歌の演歌でも歌ってろ!!」
桑「って〜・・・何しやがんだいきなり!」
幽「オメーがあんな歌をまた聞かせよーとすっからだろーが!!」
桑「なんだと〜!この美声を前にして何を寝言こいてやがる!」
幽「それは俺のセリフだー!!寝言は夢ん中で言いやがれ!!」

 

(数分の言い争いを続け、結局桑原は持ち歌を歌った。)

 

さらに数十分後、飛影は「視線上のアリア」、幽助は「FIRE!」
蔵馬は「氷のナイフを抱いて」を熱唱し、点数は以下の通りになった。

 

幽助、187点
桑原、73点
蔵馬、192点
飛影、186点

 

幽「やっぱ持ち歌のが歌いやすいよなー!」
蔵「そうですね。」
飛「俺はこんな馬鹿げた遊び自体、気に食わん。」
幽「そう言うなって。何だかんだで結構楽しんでんじゃん!」
飛「・・・殺すぞ」

桑「今度こそ雪菜さんに捧げる愛の歌を慎重に択んで・・・・ぶつぶつ」
(↑まだこだわっている)

 

小「さあ、いよいよ大詰めです!各選手達に残された
  曲数は後一つ!一体どのような結果に導かれるのでしょうか!?
  第3回目、いよいよスタートです!」

 

続く(だからおい・・・)

 

 

《作者の戯言》
すいません・・・相変わらずの駄作でして・・・・
幽助君に“さくら”は似合わないかなと思ったのですが、
私が個人的にこの歌大好きなので歌ってもらいましたv