<イキテルリユウ> 7

 

 

『朱雀の門』

「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」

『青龍の門』

「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」

『百虎の門』

「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」

『玄武の門』

「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」

 

上に一言も会話がないが・・・理由は・・・・疲れすぎ。

上って上って上って上って・・・・。
闘って闘って闘って闘って・・・・・。
迷って迷って迷って迷って・・・・。
変になって変になって変になって変になって・・・。

と言うことでみんなもう既に疲れぎみ。
だが・・・そんな10人に救いの手が・・・。

 

「「「「「「「「「「出口だ・・・」」」」」」」」」」

 

みんな声をそろえての一言。
そう,やっと中心部についたのだ。

 

「・・・・出れた・・・・」
「・・・終わった・・・」
「・・・助かった・・・」
「・・・疲れた・・・」

とか言っている。
数人,座り込んでいる。

 

「中心部に来ましたね・・・・」
「あぁ・・・」
「やっとか・・・」
「くだらなんものを・・・」

と,死々若丸の一言。
少し反応する3人。

 

「・・・そっちはどういう試練でした? 百虎の門は迷路でしたが・・・」
「朱雀の門は上り坂が主だった。戦闘も少し・・・」
「青龍の門は戦闘だった・・・」
「玄武の門は異世界だった・・・」

と,報告会を始める4人。
しかし・・・敵の本拠地でこんな事していて平気なのか・・・?
当然,平気ではなかった。

 

『だれだ・・・・我が聖域を汚すのは・・・』
「・・・敵のお出ましか・・・・」

皆立ち上がる。敵の登場・・・・・。

 

『だれだ・・・・我が聖域を汚すのは・・・』

 

こうして・・・・本当の苦悩が始まる・・・・