<イキテルリユウ> 2
「人間界が滅びるって・・・どういうことだ!」 コエンマに聞き出そうとする幽助。 一体、何が起きているのだろうか・・・。
「ある人物が・・・人間界を滅ぼそうとしているのだ・・・」 コエンマに再びつかみかかる幽助。
「・・・今はまだはっきりしていない。ただ・・・わかっているのはそいつの強さだけだ」 みんなが、コエンマの話に聞き耳を立てる。 「わかりやすいと言えるかわからないが、大体≪戸愚呂弟・仙水・雷禅≫この三人をたしたくらいだろうか・・・」 その言葉に、疑問を覚えた様子の蔵馬。
「戸愚呂と・・・仙水と・・・親父・・・か」 蔵馬が口を開いた。 「オレ達4人が力を合わせれば、十分倒せるでしょう。戸愚呂・仙水・雷禅・くらいなら・・・」
ゆっくり口を開き、話し始める蔵馬。 「・・・まず戸愚呂。奴はB級。だから、オレで十分倒せる。次に仙水。奴は力はS級並だ。今の飛影・桑原君・の力を合わせれば、十分倒せるだろう。最後に雷禅。雷禅は、S級。幽助と、飛影・桑原君・オレの残りの力を合わせれば倒せる・・・・・」 口を閉じる蔵馬。
「・・・・そっ・・・か・・。そうだよな・・・。おめーら・・・大分強くなったんだもんな・・・。そうだよな。オレ達の手にかかりゃ―どんな妖怪だって・・・」 飛影が桑原に突っ込む。 しかし、こうやってふざけている場合ではないのだ・・・。
「とにかく、時間が無いのだ! すぐに向かってくれ! 場所は魔界の・・・・」 10分後。
さまざまな思いをめぐらせながら・・・・。
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