<屋台パーティー>

 

「かんぱーい!!」

桑「・・・・・・・・・・ぷはー・・って、何に乾杯してんだ?俺ら。」

蔵「まぁいいじゃないですか。ユウスケ、俺ラーメン食べたいんですけど。」

幽「蔵馬は酒飲まないのか?」

蔵「車で来てるんですよ。酔っ払った貴方達を送ってくために。」

飛「俺は酔わん!!」

蔵「そうですかね?」

桑「そういうことなら安心して酒飲めるな♪」

幽「のんべぇにはラーメンは無くていいよな。」

飛「いらん。」

桑「浦飯も酒のめよなーっ」

蔵「え、ユウスケも!?」

蔵「ユウスケ、結婚式いつだっけ?」

幽「あ?いつだっけ?」

飛「俺に聞くな・・・」

桑「ひえいーっおめぇもくるんだぞー。」

飛「なんでおれが・・・!!」

蔵「いいじゃないですか。」

桑「俺もいつかユキナさんと・・・・くぅ・・・・*」

幽「あははー!そんなひがくるんだろうか・・・」

飛「・・・・・・・・・・・・」

蔵「まぁまぁ。」

桑「くらまもよぅ、そろそろ相手探したらどーでい?お前ならいくらだって捕まえられるだろうがぁ?」

蔵「やだなぁ。俺はいつだってファンの皆様の蔵馬でしかないんですから。」

飛「何をいってる。」

桑「ファン?」

幽「ま、そういうことだな。」

桑「なぁひえぃおまぇ・・・んー?」

蔵「寝てますね。」

幽「かーっ!ほんっと童顔だなーっ!!!」

蔵「・・じゃぁ今日はこれでお開きにしましょうか。皆車に乗って。ひえいは俺が連れてくから・・。」

・・・俺達四人が集まって話し合うのは、ホントに久しぶりだった。

幽助は蛍子ちゃんと結婚するとかでバタバタしてたし、あ、屋台の方の売れ行きは

「まぁまぁじゃねぇ?充分食っていけらぁ」

だそうだ。

飛影もパトロールをなんだかんだ続けているし、桑原くんは・・・・相変わらずか・・。

俺も進歩が無いように思えるけど、それなりに安定した暮らしをしているのでいいとしよう。

会社だって何の問題も無いし、(何時の間にか俺のファンクラブが出来てたけど)母さんも元気だし、親父も秀一君も元気だし。

・・・ただ、結婚については・・・

桑「ゆきなさぁ〜・・・ん・・・・」

蔵「・・・・・。」

・・まぁ、いいか。

なんったって、まだ皆お酒が飲めるようになったばかりなんだから。

蔵「・・・ユウスケ、着いたよ・・・ちょっと起きて・・・」

幽「ああー・・・?もう少し寝かせろよ・・・・」

蔵「そんな・・・こんな所で寝られたらこま・・・もう・・・」

蔵「ゆきなちゃん、桑原君なんですけど・・・」

雪「和真さんよっていらっしゃるんでしょ?こういうときは永吉サンで・・・」

蔵「・・・飛影・・・・どうしよう。」

飛「・・・・・・・・。」

蔵「そこらへんの木に乗っけといちゃ・・・ダメだよね・・・」

飛「・・・・・・・・・・・肉まん・・・・・・・」

蔵「・・・・・・?」

こんな具合で、俺達は暮らしている。

時には変化が無きゃね。

あぁ、結婚式何来てこうかな・・・。

教訓 酒は飲んでも飲まれるな。

・・・困るのは俺です。

兄「ただいまぁ・・・。」

弟「秀にい!!ファンクラブのヒトが来たよ。」

兄「また・・・・?」

・・パタン。

***

蔵馬 璃尾サン、これからもサイト経営頑張って下さいね。

飛影 屈折せず育てよ。

蔵馬 ・・・それは違うと思います・・・。

 

おわり