<七夕>

 

 

幽:おぉ!もう七夕の時期かよ。早え〜なぁ!

 

飛:その・・・詫拿罵詫って何だよ!
幽:飛影。七夕も知らねーのかよ!

蔵:七夕とは織姫と彦星がいて1年に1回だけ天の川で会う事が出来るんですよ。
  人間界では七夕の日、つまり7月7日に笹の葉に短冊という物に願い事を書いて笹に吊るすんですよ。
  それが七夕という物なんですよ!

飛:織姫と彦星って誰なんだ?
桑:そんなの決まってんじゃねーかよ飛影。
飛:分からないから聞いているんだ(怒)。

 

桑:この男桑原和真と雪菜さんに決まってるじゃねーか!
飛:何〜〜〜!雪菜を桑原なんかにやるもんか!
桑:何むきになってんだよ。別に兄弟じゃあるまいし。

幽:飛影。もう、桑原に言ってもいいじゃねぇか。別に隠す必要もないし。
飛:ヤダ!
幽:本当にわがままだな。

 

 

蔵:さあ。笹を用意しておきましたから、短冊に願い事を書いて吊るしてください。

(願い事書き中)

蔵:さあ、出来ましたか?飛影は何て書いたんですか?
飛:桑原だけが知らない事を、これから先も桑原にばれない様に。
蔵:そうですね。ばれたら桑原君暴れだしちゃうかも知れないですからね。

桑:何だよ!皆知ってるのかよ?教えてくれたって良いじゃねぇかよ!
蔵:喧嘩は、やめて下さい。桑原君は何て書いたんですか?

桑:雪菜さんと結ばれますように。
蔵:いつも言っている事ですね。(多分、無理だと思います。飛影が許さないと思う)幽助は何て書いたんですか?

 

幽:螢子といつまでも仲良く出来ますように。
蔵:なるほど。1番叶いそうな夢ですね。

幽:蔵馬は、何て書いたんだ?
蔵:お父さん お母さん 秀一くん 飛影 幽助 桑原君 螢子ちゃん 雪菜ちゃん ぼたん 静流さん コエンマ 幻海師範 皆が
  いつまでも仲良く元気に今までと変わらず生活できますように。

幽:蔵馬らしい。そんな事頭の中に浮かばなかったぜ!さすが俺達のリーダー役だな!
蔵:リーダーは幽助じゃないんですか?
幽:そうだけどよ〜〜!!

 

飛:来年もやろうぜ!
全:えっ?

飛:来年もやろうぜ!
蔵:そうですね!来年もやりましょう!
幽:いいんだけど、螢子もいるぜ!
蔵:なら、皆呼んで七夕会でも開きましょうか?

幽:そうだな!皆呼んでパーーーーとやろうぜ!
全:おーーーーーーー!!

 

こうして、今年の七夕会は終わりました!
そうして、1年後飛影は七夕の事を忘れていました。
それに、七夕の事を詫拿罵詫と書いていました。