<旅行> 4
駒「けど、探すって言ってもこの魔界は広いんだよ」
酎「そうだぜ。たとえ俺たちが魔界に暮らしてるからって言ったって魔界中の木の上を探すのは今日中にはむりだぜ」
幽「まぁそうだよな」
凍「それならとにかく躯の所に行ってみたらどうだ?躯なら何か知っているかもしれんぞ」
陣「さすが凍矢だべ」
幽「そうだなぁ。んじゃ行ってみるか」
そして約5分後
幽「いつまで歩けばいいんだよ・・・」
死「躯の所までは後少しだ。もう少ししんぼうしろ」
鈴「ったく。俺だって飛影一人のために歩き続けるなんて嫌だぜ」
酎「なんなら呼んでみるか??」
陣「そうだな。んじゃ駄目もとで」
全「飛影〜〜〜〜!!!!!」
・・・・・ シーン・・・・・
凍「やっぱりこんな事では無理だ・・・」
飛「なんだ?! 用か??」
幽「ひっ飛影!!」
飛「なんだ。近くで大きな声を出すな。うるさい!」
駒「なんだ。呼んだら出てきちゃったよ(笑)」
飛「お前何を笑っている?!」
幽「まぁ落ち着けって。それより急で悪いんだけどよ飛影!」
飛「なんだ」
幽「今度俺たち旅行行くんだけどよ一緒に行かないか??」
飛「・・・」
幽「おい。飛影何かしゃべれよ」
飛「そんなもの行かん!!」
幽「なんでだよ。結構楽しいぜ」
飛「行かんと言ったら行かん!そんなもの人間だけの遊びみたいなものだろ。お前らだけで充分だ!」
幽「そんなに怒らなくてもいいだろう?」
飛「いいからさっさと帰れ!俺はパトロールで忙しい」
幽「へぇ〜。そんな事いっていいのかな??飛影くん」
飛「・・・何がだ?」
幽「実はさ、行くメンバーの中に雪菜ちゃんも入ってるんだけどよ」
飛「なっ何!!」
幽「きっと旅行の間桑原が雪菜ちゃんに大接近だろうなぁ〜。まさかその間に恋人になるって可能性も・・・」
飛「きっ貴様・・・」
幽「なんで俺を睨むんだよ。俺たちはむしろ桑原の恋を応援したいと思ってるゼ。止めたいなら自分で止めろよお兄ちゃん!」
飛「くっ・・・」
幽「どうした??お兄さん。行くだろう??」
飛「いっ・・・行ってやってもいいぞ・・・」
幽「よし!決定だな。じゃあ明日の9:00頃に俺の家に来てくれよ!飛影は陣達に案内頼むぜ!」
凍「幽助、もう帰るのか?」
幽「おう!俺も明日の用意しなきゃいけねぇからな。じゃあ遅刻するなよぉ。待ってるぜェェ!」
陣「じゃあなぁ。幽助!」
幽助人間界に帰る
駒「(小声)飛影、幽助にはめられたな」
酎「(小声)やっぱり兄としての心が広いんじゃねぇの?」
駒「(小声)かもな。けど飛影にそんな心があったとは・・・」
酎「(小声)意外だな。少し寒気がするぜ」
飛「お前ら何をヒソヒソと話している(怒)!少し黙ってろ(怒)!!」
2「さすが邪眼師?!」
≪後書き≫
そんなこんなで飛影を見つけ出す事に成功!
次はとうとう旅行へ出発です。
さてどんなところなのでしょう??
楽しみに待っててくださいね!