<蔵馬の秘密> 3

 

 

 

麻が襲ってくる中

「蔵馬ーっどういう事だ!」
「俺も分からん!」

妖狐口調だ
すると何処からとも無く

 

「薔薇棘鞭刃!!」

と声が聞こえた。
それと同時に麻の襲撃が止まった

 

「なんだ?」

幽助が不思議そうに言うと、

「蔵馬!」
「レイどういう事だ!」
「蔵馬と私以外が入ると麻が襲撃してくるのよ!」
「そだっけ?」

蔵馬のぶっとぼけ

 

「蔵馬どういう事だ。」

飛影が聞く

「ここは昔俺とレイが暮らしていた」

レイという女性は蔵馬と同じ妖狐暮らしていたが魔界とここ(人間界)に分かれてしまって最近会えた

 

 

「そんで俺等に隠していたのは?」
「レイ仕上がった?」
「もちろん!」

レイの手にあったのは二個の麻のマフラーだ。

「大変だったね、」
「まあ大丈夫でしょ」
「これは?」

幽助が聞く。

「マフラー」

蔵馬が答えて

「「メリークリスマス」」

レイと声を合わせて発言した
その後幽&飛は、即座にマフラーを付けた

「^−^」

ヒュー

いきなりレイが背中から翼をだして空を飛び、翼から金の粉を出した
瞬間雪がふった
空を飛びながらレイは歌った

 

 

「生きて生きて

何かを知る強くなる中に

遠く光る

夢の輝き

青い空と海が奏でる

星のメロディ

私は私のままの強さを信じたい」

 

 

「・・・・・・・」

飛影は無言でもなんと無く嬉しそうであり
幽助は飛影と同じ
蔵馬はすっかり夢の中

レイは降りてきて蔵馬をおぶって帰った
幽助と飛影も帰った